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側弯症と手術

側弯症と手術

側弯症を発症すると、背骨の曲がり具合によっては、医療機関での手術をすすめられる場合があります。
手術を受けることに不安を覚える方や、どれほどの成果があるのか分からず手術に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
じつは手術を受けても、100%側弯症の進行を防ぐことはできないと言われています。

しかし、放置していると身体への痛みが増す可能性が高く、最終的な手段として手術を選択するケースは多いです。
ここでは、側弯症を改善するための手術について、メリットやデメリットなどをご紹介していきます。

目次

側弯症でこのような悩みを
抱えていませんか

側弯症が進行すると、激しい痛みを感じたり、日常生活に支障がでたりするリスクがあります。
次のような悩みを抱えている方は、手術を含めた側弯症の対策を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 長時間同じ姿勢でいられない
  • 背中や腰が常に張っている
  • 背中や腰の痛みに悩まされている
  • 見た目の変形を改善したい
  • 側弯症の手術の効果を知りたい
  • 少しでも側弯症を改善する方法が知りたい

側弯症の度数によって対応が異なる

側弯症の度数の計測方法

側弯症の度数を調べる方法と、弯曲のパターンについて解説します。

●側弯症の評価方法

側弯症の症状の度合いを調べるためには、背骨の曲がり具合を計測しなければなりません。
医療機関によって計測方法が異なることがありますが、一般的には「Cobb角(コブ角)」を評価の基準にします。
Cobb角とは、X線を撮影した際、弯曲した脊柱の各椎骨に沿った腺が交わる部分の角度を指します。
このCobb角が大きくなると、手術が必要になることがあります。

●側弯症の弯曲パターン

背骨の弯曲の仕方には、いくつかのパターンが存在します。
とくに次の弯曲パターンが多くみられます。

・胸椎の右凸シングルカーブ
・胸腰椎移行部の左凸シングルカーブ
・胸椎と腰椎のダブルカーブ

側弯症の度数を計測し、Cobb角が40°〜50°の方は、手術の適用となるケースが多いです。
ただし側弯症の手術の目的は、あくまで「進行を防ぐこと」であるため、症状によってはCobb角が40°以下の方でも手術を勧められる可能性があります。
側弯症は、症状を放置してしまうと進行し、身体に与える影響が大きくなるおそれがあります。
医師とよく相談したうえで、選択肢のひとつとして手術を検討してみてください。

側弯症の手術の特徴について

手術が必要な側弯症の症状

一般的に、側弯症で手術が適用となるケースは次の通りです。

●Cobb角が45°以上の場合

一般的には45°以上になると見た目の変化が目立つため、手術の適用になることが多いです。
Cobb角が25°以下の場合は、定期的なX線写真による経過観察を行い、25°以上になると装具を着用して改善するケースが多いと言われます。
しかし、25°以上の場合でも、15〜16歳前後骨の成長が止まってきていれば、経過観察にとどめることがあります。
側弯症で手術を行う主な目的は、側弯症の進行を防ぐことです。
Cobb角が30°を超えると、側弯症は進行しやすく、Cobb角が80°以上の重度になると、肺機能が低下するリスクが高まってしまいます。
肺が圧迫され、労作時の息切れといった症状が懸念されるため、早期に改善しなければなりません。

●手術は最終手段

手術を選択する主な理由として、身体の不調や容姿の変化などが挙げられます。
とくにCobb角が30°以上になると、精神的な負担を抱えやすくなるため、手術を選択する方も多いです。
しかし、手術を行うことは、身体に傷をつけることであるため、必ず合併症の危険が伴います。
見た目の改善を目的とした手術の場合でも、しっかりと検討する必要があります。

側弯症手術のメリット・デメリット

側弯症の改善に有効な手術ですが、後悔しないためにも、メリットとデメリットをよく把握した上で受けることが重要です。

●手術を行うメリット

側弯症の手術によって、背骨の弯曲のうち80%ほどを改善できると言われています。
たとえば、Cobb角が45°の方が手術を受けると、9°まで改善できる可能性があります。
Cobb角が9°になれば、見た目の違和感がほとんどなくなり、日常生活に支障をきたす心配も少なくなるでしょう。
また、見た目が改善されることで、精神的な負担も軽減するはずです。

●手術を行うデメリット

一方、側弯症の手術には、次のようなデメリットもあります。

・手術を行っても側弯症の進行を防げないことがある
・ボルトが抜けてしまい、側弯症が再発するリスクがある
・側弯症の手術を行った方は、整骨院・接骨院での施術を受けられない場合がある

側弯症の手術は、側弯症を正常な背骨に改善するものではありません。
そのため、手術を行っても進行を防げないケースが存在します。
また、手術で使用した金具が外れてしまい、側弯症を再発してしまうリスクもゼロではありません。

当院では、側弯症の改善を専門として施術を行っていますが、手術を受けた方は一度ご相談ください。

側弯症の手術の内容

側弯症の手術方法と注意点について解説します。

●側弯症の手術方法

側弯症の手術方法は、大きく次の2種類に分けられます。

・前方法

背骨の前方にある椎体や椎間板に、実際に触れて矯正する方法です。
横向きに寝た状態で皮切りを行い、肋骨を1〜2本外して背骨にアプローチします。
そして、矯正予定の範囲の椎間板を切除し、切除した肋骨を移植した後、椎体にスクリューを1〜2本入れてロッドで矯正を行います。

・後方法

背中に縦の皮切りを加え、背骨から筋肉を剥がして棘突起、椎弓、横突起といった背骨の後方組織を露出させる方法です。
矯正に使用する道具は、椎弓根スクリューとロッドです。
また、フックやワイヤーを使う場合もあります。
椎弓根スクリューを設置し、ロッドを連結させるテクニックを使って、背骨のカーブを矯正していきます。
スクリューとロッドでしばらくは矯正位を保持できますが、次第に金属が疲労を起こし折れてしまったり、スクリューがゆるんでしまったりすることがあります。
そのため、矯正した範囲の背骨を一つの骨にくっつける作業が必要です。
多くの場合、右の腸骨から骨を採取します。

●小学生では複数回の手術を行うことも

最近では、後方法による手術が増えていますが、小学生は骨の成長段階であるため、成長に合わせて複数回、手術を行うケースがみられます。
一方、背骨の弯曲が極めて大きい場合や、若年者で今後の大きな身長の伸びが見込まれる場合には、前方法と後方法を合併させて手術を行うこともあります。
ただし、いずれの方法でも側弯症が完全に治る保証はなく、合併症の危険性もゼロではないため、慎重に検討を重ねたうえで選択することをおすすめします。

大塚整体治療院

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