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側弯症と脊柱側弯症と特発性側弯症

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側弯症の症状

今回は脊柱の構成要素と側弯症の種類と変形についてご紹介!

まず脊柱の構造からお伝えいたします。
そもそも背骨は一本の棒のような形をしていることから「脊柱」と呼ばれています。
ただし、単なる硬い棒ではなく、前後左右になめらかに曲がるように、いくつもの骨がつながってできています。
そのひとつひとつの骨を椎骨といい、椎骨が縦に積み重なって背骨を構成しているのです。
脊柱の首の部分を頸椎(7個)、胸の部分を胸椎(12個)、腰の部分を腰椎(5個)といい仙骨と鼻骨まで入れると、合計26個~28個の骨からできています。
脊柱のもう1つの特徴は前からみると真っすぐですが、横から見るといくつかカーブを描いていることがわかります。
まず上部にある頸椎は前方へカーブ(前弯)しており、真ん中の胸椎は後方へカーブ(後弯)、下部の腰椎は前方へカーブ(前弯=反り腰)しています。
このようなカーブは身体にとって必要なものであるため生理的弯曲と呼ばれています。
生理的弯曲は身体にかかる重力や衝撃をうまく吸収して身体を守っています。

それに対して、正面から見てまっすぐであるはずの脊柱が捻じれを伴い横に弯曲している場合「脊柱側弯症」といい正常なものと区別しています。

 

―側弯症の種類の分類ー

①機能性側弯症

何らかの原因により一時的に側弯している状態のことです。
特徴は、原因が除去されると容易に側弯がなくなることで、脊柱には固定した変形が認められません。
筋力不足の10歳以下で10度以下の方が多く、当院の体操を行うことで0度に改善する症例も。

②先天性側弯症

脊柱に生まれつき異常が生じてしまう状態です。
治療は難しく手術推奨しています。

③疾患性側弯症

病気が原因によるもの。
小児麻痺(ポリオ)、筋ジストロフィー症、神経線維腫症、マルファン症候群、エーロス・ダンロス症候群などの病気に伴って側弯が発症します。

特発性側弯症

原因が不明で進行具合も不明な症状です。
脊柱側弯症自体の約80%を占めており、一般的に認知されていて治療が可能な側弯症です。
当院の患者様も基本的にこれに当たります。

 

ー側弯症の背骨の変化ー

側弯症の多くは10歳ごろの思春期から始まる思春期側弯症で、身体の成長とともに進行していきます。
多くの学説では「思春期が終わる高校生で進行が止まる」とされていますが、成人になってからもゆっくりと進行してしまうケースもあります。
この「ゆっくり」とは、簡単に例を挙げると「思春期では1年に10°進行していた」のが「成人では5年で1°進行する」というイメージです。
そのため長期的にケアしていく必要があります。
側弯症の程度はレントゲン撮影によるコブ法と呼ばれる方法で撮影します。
その中で側弯症のカーブは「シングルカーブ」「ダブルカーブ」「トリプルカーブ」に分類されます。

c字型胸椎タイプ(シングルカーブ)

このタイプは、胸椎に変形を起こしており同時に胸郭にも影響しています。(※胸郭とは胸椎よ肋骨を形成する箱状の骨格で心臓や肺を保護しているもの)
胸椎がC字型に曲がって捻じれると、胸椎も同様に曲がって捻じれます。
単に脊柱だけが左右に曲がるだけなら、その変化は身体の側面に現れることになりますが、ねじれを伴うために身体の背面や表面にも現れてきます。

つまり胸椎型側弯症では、背骨の右側でC字を描いて(凸になるように)曲がって同時に捻じれるために胸郭も連動して捻じれて、右の肋骨が後方に(背に)盛り上がるようになります。
胸椎型側弯症で肋骨隆起(リブハンプ)と呼ばれる背中の盛り上がりが見られるのは、そのためです。
また、この胸椎型側弯症の多くが右側にカーブしている。

C字型腰椎タイプ(シングルカーブ

このタイプの特徴は、腰椎の左側で起こることが多いです。
同様にこの変形も捻じれを伴うため、背骨のまがっている側の後方(背中)に盛り上がります。
そして、その部分の背筋がおされて隆起します。
これを腰部隆起(ランバーハンプ)といいます。

また、腰椎型側弯症では曲がった側のくびれが浅くなり左右非対称となります。
コブ角が大きければ大きいほど左右差は違ってきます。
その左右差によってスカートを履くような時に丈の長さが違うということもあります。

S字型カーブ(ダブルカーブ)

このタイプが側弯症で最も多いとされている。
①と②を組み合わせたタイプで、正面からみるとS字にみえる。
基本的にはシングルカーブと同様に、胸椎は右側に腰椎は左側にカーブしています(まれに逆にカーブすることも)。

また腰椎にカーブが見られず、代わりに頸椎が左側にカーブし胸椎の右側カーブと合わせたS字型カーブもあります。
この場合、頸椎カーブは肩甲骨の上が隆起し盛り上がります。
そのため隆起はそれぞれのカーブに合わせて2箇所体表に現れます。

トリプルカーブ

このタイプはこれまでのダブルカーブ(胸椎型・腰椎型)に加えて、頸椎の側弯症が合わさるとトリプルカーブとなります。
頸椎は左、胸椎は右、腰椎は左が基本パターンであります。
頸椎のカーブは胸椎のコブ角が大きいほど現れやすいとされているが理由は不明です。

 

このように「側弯症」とは脊柱に症状が現れることから「脊柱側弯症」と呼ばれており、原因や体形の変化によってさまざまな違いがあります。
それぞれに適した治療を行うことが大事です。
特に当院の治療で改善が期待できる側弯症は「特発性側弯症」です。
患者様それぞれの側弯症のタイプやコブ角年齢目標に合わせて適切な治療で改善のサポートをさせていただいております。
少しでも気になる方は他のページや改善例を掲載しているインスタグラムをご覧いただき足を運んでいただければと思います。

大塚整体治療院

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