側湾症の施術に関するQ&A

大塚整体治療院では木型治療(院長の指示通り)や側弯症改善大塚式鍛錬体操(個人に合わせた)、側弯症装具(学生のみ)の三本柱で改善させていきます。

側弯症は進行性であることが多く早期発見と早期の施術が大切です。度数が軽く年齢が11歳未満であると0度に改善した症例もあります。

捻じれや変形をした背骨を矯正することは非常に困難です。大塚整体治療院では押したり揉んだりは一切しません。過去には整骨院院長のお子様が徒手矯正で悪化してしまい当院へ来院されました。※日本側弯症学会発行の「側弯のしおり(2013年)」に徒手矯正・マッサージは無効と明記されています。

患者様ひとりひとりに合わせた施術と体操チェック(指導)と装具装着確認。また治療前後の写真撮影で効果を確認し今月の課題を出すこともあります。

側弯症改善を目的とした体操による鍛錬方法です。立位や臥位でのまっすぐを確認し、15種類の体操による左右均等で側弯症に効果のある正しい筋力の向上や捻れの改善を行います。

当院では毎回体操チェックいたします。年齢と度数と運動能力等を加味してできる範囲で行えるように指導いたしますのでご安心ください。

身体の左右バランスを整えることは、側弯症の改善にも影響があります。
側弯症の改善につながる大塚式鍛錬体操をパーフェクトにこなすことを目標にしましょう。

明確に予防となるかは不明ですが、左右均等な姿勢保持筋力の向上が期待でき度数進行の予防にはなります。

ただやっているだけでは側弯症によろしくない筋肉がついてしまい逆効果です。そのためひとりひとりに適したアドバイスを行います。大塚式鍛錬体操を指導できるのは当院の認定証を有している者だけです。

RHPI療法の三本柱の中で最も重要で効果抜群で根本的な改善に導く療法です。度数の改善(唯一の改善法)だけでなく痛みの解消、見た目の改善、捻れの改善、他の症状(ヘルニア・坐骨神経痛・逆流性食道炎など)の解消、

押したり揉んだりは絶対にしません。
1歳から96歳までが安全に取り組める治療法で、度数の改善以外にも捻れの解消や見た目の改善、痛みの解消、歩行のしやすさに効果抜群です。
(実際に治療中のレントゲン等で効果が実証されています。)

改善例に示している通り治療は繰り返しやればやるほど効果的です。無理のない治療法ですので永続的に行えますが、患者様それぞれに効果抜群の治療を行いますので、使い方を誤ると悪化することがあります。(そのため院長の指示に従ってください。)

装具着用の目的を現状維持ではなく、少しでも改善を目指す部分で異なります。そのため他の装具よりも厚く重い作りになります。

側弯症の装具は成長期終了までしか効果はありません。(当院指導装具含め)また各病院によって型やタイプが違うため効果のない装具では進行します。(当院には患者様が置いて行った効果のない装具がたくさん置いてあります)

装具はあくまで進行予防が前提です。
また装着するのも高校生までと年齢制限があります。
そのため木型や体操の併用が肝になります。

装具装着すると筋力が弱くなるので、装具卒業後に悪化するケースがあります。
そのため、体操は必須です。
また、緩く装着すると効果のないこともあります。他にも、好みの洋服が選びにくいことや制服が入らなくなる場合もあります。

当院の治療を行うとボディがだんだん変化するため定期的に装具のメンテナンスは必要です。当院では来院時に毎回チェックさせていただいています。

度数や年齢によって睡眠時着用、一日中着用など、適した着用時間が異なります。

装具では改善しにくいですが、見た目を変えるのは大塚式鍛錬体操と大塚式RHPI療法(木型施術)で改善していきます。
若い方の中には治療後すぐに実感される方もいます