側弯症と整体

側弯症で整体院に通われる場合に注意していただきたいことがあります。
これには「しっかりとしたエビデンス(症例)があるのか」が重要です。
整体院や治療院によっては骨盤矯正とマッサージを繰り返す治療院や、効果が曖昧な高額なマットを進めていく院もありますが、しっかりとレントゲン写真で確認がなく、施術の実績がなければ信憑性は薄いと考えています。

施術にかけている時間を無駄にしないためにも、その院の施術手順や実績を確認することは非常に大切です。
※当院は旧ホームページとインスタグラムに改善の写真を公開しています。
顔出しでの公開は控えていますが、その代わり多くの方が快く許可してくださいます。

※写真は側湾症患者5300名分のカルテ

①整形外科との連携
当院は整形外科と連携して施術を行っています。
特発性以外の場合もあるので検査が必要になります。

② 特発性側弯症15°以下に大変効果のある大塚式鍛練体操の考案
2017年10月にパリにより来院されました患者様の言葉ですがAnerican Hospital of Paris の診断内容には 最後に運動療法医に1週間に1度通う、姿勢と呼吸機能のためとありました。
実際に当院の体操を終了しフランスの体操法をメモで見せて頂き、 お嬢様に確認するとほとんど同じ様な体操が入っていますとのことでした。
日本の側弯専門医の整形外科では体操はありえないということで筋力チェックもなく指導もされておりません。
しかし、心ある整形外科の医師が当院の体操を確認され感動されていました。

そのため、この大塚式鍛練体操はお子様にも大人の方にもぜひ行っていただきたい体操です。

③ 15°以上では側弯症改善大塚式木型を使用
旧ホームページの施術例1の少女のために考察しました。
⇒旧ホームページはこちら
この木型は、 平成10年10月に「実用新案 肋骨隆起調節器」として認可されています。
平成13年1月には、特許庁より「医療用補助器具及び矯正器具」という分野において 側弯症矯正具としての商標を日本で初めて認可をいただいている器具になります。

④装具の研究と改良法そしてレントゲン比較法
全国の病院においてある装具の効果をレントゲンにて検証済みです。
最良の装具の研究をし、完成したものになります。
装具効果の判定に度数と脊椎輪郭線抽出重畳法を考察についてはQ2で掲載しております。

⑤装具の改良とは
成長期は背が急激に伸びる時期のため成長に合わせて的確に装具に改良を加えることが大切です。
また、適切な装具を使用しないと身体が変形してしまいかえって悪影響を及ぼすこともあります。
当院では毎回装具を点検と補修を行います。
詳しくは旧ホームページをご参照ください。