側弯症に関するQ&A

背骨が左右に湾曲し捻れている状態で、身体の背部に盛り上がりが見られます。
その他いくつか身体の変化が見られます。

「心肺機能の低下」「背部の出っ張り」「肩や骨盤」「胸、脚の左右の差異」「背中や腰の痛み」などが発症する場合もあります。

側弯症の場合、成人するまでは痛みを感じることはほとんどありません。
年齢を重ねるにつれ鈍痛を感じることが多く、激痛の場合は他の症状との併発が考えられます。

可能性はありますが、他の病気(ヘルニア•神経痛など)との併発の場合もあります。
そのため、自己判断せず、医師に判断してもらうことが大切です。

側弯症と姿勢の善し悪しは全くの別物であるため、側弯症の専門的な施術が必要になってくる場合が多いです。

重いものを持つことや背中に大きな衝撃が加わる行動は避けた方が良いです。

朝晩の身長差が顕著に出ます。

一般的に女性の方が多く、当院にも8:2くらいで女性の患者様が多く来院されています。

基本的には側弯症の専門的な治療が必要な症状とお考え下さい。

原因不明の側弯症が最も多いです。
中には先天性や神経・筋肉の影響から側弯症になるケースもあると言われています。

側弯症の進行と関連のありそうな遺伝子は発見されていますが、完全なる遺伝性ではありません。

思春期に多くみられる側弯症では体の成長後には急速な進行はみられません。
しかし、痛みを感じるようになり、閉経後は急速な進行がみられることもあります。

女性の場合、閉経後に側弯症になることが多いです。

それだけでなく他の症状がいくつかあります

現時点では、予防方法が確立されていないため、早期発見、早期治療が重要となります。

側弯症の装具の多くは進行予防を目的としているため改善するかという点では意味がないと言われるかもしれません。また効果があるのは成長期が終わるまでとされています。ただ、成長期が終わっていない方はさらに進行する場合があるので予防のために装着することをお勧めします。

医療機関にてレントゲン撮影を行うことが一般的です。当院では触診でも確認させていただいています。

10度以下の場合は適正度数です。幼少期では筋力不足でコブ角ができる場合があります。

特に差はないとされています。寝る向きも特に関係はありません。